自転車には大きく分けて次の5つのタイプがある。それぞれ用途や構造も違うので、デザインだけで決めずに、自分の目的に合った自転車に乗ろう。

◆マウンテンバイク（Mountain Bikes）
山道や、舗装されていない自然に近い状態のところを走るのに適した自転車だが、最近では街中を走る自転車としても人気が高い。ハンドルはフラットで、タイヤは太くデコボコした地面でもショックを受けにくくなっている。変速機は通常15〜27段ついている。

◆ハイブリッドバイク（Hybrid Bikes）
クロスバイクやシティバイクとも呼ばれる。マウンテンバイクをスリムにしたようなフォームで、タイヤは細く、ハンドルは少し上に上がっている。オフロードよりも舗装された道路に適している。15〜24変速が普通だが、最も一般的なものは21段変速。通勤通学や、短距離のサイクリングに最適。

◆ロードタイプバイク（Road Racing Bikes）
細いフレームに細いタイヤ、下に曲がったハンドルが特徴。スピードを出すためにデザインされているので、他のタイプの自転車に比べると、構造上はあまり頑丈ではない。

◆電動機付自転車（Power-Assisted Bikes）
ガソリンで動くエンジン、または200ワット以下の電気モーターが付いている自転車で、上り坂での走行が簡単。通常の自転車よりも重く、電動機能を使って走行できるのは16歳から。

◆折りたたみ自転車（Fold-up Bikes）
持ち運びしやすく、保管場所をとらない折りたたみ自転車はオーストラリアでも人気が高い。完全に折りたたむと、通常の自転車の約半分のサイズになる。ただし、タイヤが小さいので、長距離走行にはあまり適さない。