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[第9節] プロサッカー選手の選手寿命

今年で、27歳になる。30歳まではサッカーをやり続け、30歳になった時に自分の体がどうなっているか、みてみたいと思っている。そして、次は35歳まで目標にしてプレーしたい。実際、自分が30歳になった時、どうなっているかわからない。トレーニング方法も進化しているだろうから、今よりももっと体がフィットしているかもしれない。

とにかく、30歳までは頑張ろうと思う。その後は35歳まで。そして35歳から40歳までは1年ずつプレーできるようにしていきたい。実際、プロのサッカー選手は、チームとの契約が1年間、もしくは2年間で動く。サラリーマンのように定期的にお金が入ってきて、公務員のように安定した生活をいつまでも送れるわけではない。だからこそ、信仰が俺の中のベースとなっている。

自分の強い命を引き出してくれるのが信仰。自分の中に強い自分もいれば、弱い自分もいる。あきらめようとする自分と、なにこんちくしょうと立ち向かっていく自分もいる。でも、強い自分を引き出してくれるのが祈りであり、信仰だった。将来が見えないから、祈る。

サッカー選手は、一週間、一週間の試合が勝負になる。一試合、一試合が積み重なり、シーズン全体で自分の査定になる。もし30試合あるならば、30試合通してどれだけパフォーマンスができたかが大切になる。もちろんそれには、毎日の練習が重要となり、その練習の質によっては、選手生命にも大きく関わってくる。