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[第9節] プロサッカー選手の選手寿命

今まで、ちょっとした怪我のために選手生命を終えている選手を、とにかくいっぱい見てきた。レギュラーで試合に出場していた選手が、いきなり姿を消したケースは過去にいくらでもいる。

この世界は勝負の世界。勝つか、負けるかしかない。真ん中はない。引き分けというのはない。怪我をしている人でも勝つ人は勝つ。怪我をしながらでも、勝っている人もいる。怪我をする前は最高のパフォーマンスができたけど、怪我の後には全く自分のプレーが出来なくて、切れてしまう人もいる。

でも、今できるプレーで乗り切ろうと思う選手もいる。メンタルが強いか、弱いかに関わってくる。あのイタリアの至宝と言われているロベルト・バッジオもひざの怪我をおして、37歳まで世界の頂点でプレーしてきた。あきらめるか、希望を持ち続けながら前に進み続けるか。そこに差がある。