Japan Australia Information Link Media パースエクスプレス

2006年9月

今月もビザの法改正についてお届けします。ビザに関する法改正は、度々行われます。現時点でも移民局(DIMA)から10月1日以降に適用されるビザの変更点を9月22日に告示するという発表がありました。

<チャイルドケア・コーディネーターの 査定ポイントの変更>

チャイルドケア・コーディネーター職のスキルド・ビザ申請者は、以前まではVETASSESSによって、スキル査定を必要としてきました。しかし現在では、TRA(Trade Recognition Australia)によって、スキル査定が行われるよう移行されました。これに伴い審査ポイントが、従来の50ポイントから60ポイントへと変更されました。チャイルドケア・コーディネーターの申請者にとっては大変良い進展といえるでしょう。

<チャイルドケア・コーディネーター [1295-11]としての資格>
 チャイルドケアで働く職員にとって求められる子供達への監督と指揮、幼児の身体的・社会的・精神的・理知的能力の向上を目的とした教育計画、および託児業務、施設と設備の管理、施設の記録管理や会計などを列挙した記述がありますが、TRAによるチャイルドケア・コーディネーター職のスキル審査には以下の項目が謳われています。 ・正式に認可された2年間のチャイルドケアのディプロマ、もしくはアドバンスド・ディプロマコースを習得。または、正式に認可されている3年間の大学レベルのChildhood Care、もしくは教育コースを習得。 ・3年間のチャイルドケア・コーディネーターとしての実務経験。 ・IELTSの4つ全てのカテゴリーにおける6.0以上のスコア。

<EGSMビザ>
 EGSM(Electronic General Skilled Migration Visas)のビザは、比較的容易に申請が可能で、また査定も迅速に行われます。しかし、実際には申請から4ヶ月後でも、全く進展がなかったケースもあります。こういったケースに対して移民局は、査定段階において、多少遅れることもあると述べています。このことから、査定が遅れていても、特に心配する必要はないと言えるでしょう。ですが、申請する段階で受け取れる、TRN(Transaction Reference Number)コードを控えておくことをお勧めします。

 

-----お知らせ-----
 近年、移民法は度重なる変更がなされてきました。その変更に対応できるよう、今まで本誌にてビザの最新情報をお届けしてきましたが、今号にて最終回とさせて頂きます。今まで拝読頂きました読者の皆様にこの場を借り、お礼申し上げます。また今後、ビザの最新情報取得につきましては、必ず公認の専門家(ビザコンサルタント)に相談することをお勧めします。

情報提供:GORSHU PTY LTD

近年、移民法は度重なる変更がされてきました。よって、最新の情報を得るためにもビザに関する質問や悩みなどは、専門家(ビザコンサルティング)にご相談することをお勧めします。本文は、Gorshu Pty Ltd(移民省公認登録番号9791459)の資料提供のもと掲載しております。ビザに関するお問い合わせは、オンラインビザ相談ページ

 

2006年9月
※ 掲載されている記事は、執筆当時の情報となっておりますのでご了承ください。