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パースエクスプレスVol.173 2012年6月号

●「今のオーナーとビジネスを大きくしたい」 安藤 貢司さんのある日
日本でIT関連の仕事をしていた安藤さんが、ワーキングホリデーでパースに来たのが6年前。日本での再就職を考えてTAFE(職業訓練専門学校)でふたたびIT関連について学び始めたが、当時のシェアオーナーに「オーストラリアで生活するという選択」について聞かされたことを転機に、永住を目指して調理を学ぶことを決断。その後、以前からアルバイトをしていた日本食レストランで正社員として働くことになり、無事に永住権を取得した。そして、次の転機が訪れた。シェフとして働いていた転職先の日本食レストランのオーナーに、イースト・パースでの日本食テイクアウト・ショップの新規立ち上げと経営を任されたのだ。「オーナーの熱意に動かされた」と語る安藤さんの1日を紹介します。
森田 力さん
安藤 貢司さん
(あんどう こうじ)
30歳


朝はいつも時間に余裕をもって起床 8:30am
2匹の犬を飼う安藤さん。起床してニュースをチェックした後は、犬の散歩に出かける。
会社の上司と1日のスケジュールについて打ち合わせ
9:00am
遅めの朝食。最近新しい家に引っ越し、現在は2組のカップルと一緒に生活している。

検疫官の指示に従い、日本からの荷物を開梱
11:00am
今日は趣味の自転車で出勤。お店は今年5月にオープンしたばかりだが、「お客さんからの認知は悪くないですね」と分析し、自信をのぞかせる安藤さん。
家具を梱包する
12:00pm
ランチの時間帯は、近隣のオフィスや住宅街から多くのお客さんが訪れる。「いらっしゃいませ!」と気持ちよく声を掛ける安藤さん。今は時期的に、温かいメニューがよく出るとのこと。