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パースエクスプレスVol.162 2011年7月号

●「どこにいても自分の音楽は続けたい」 中島 孝弘さんのある日
日本では仲間とバンドを組み、バックバンドとして、そしてライブハウスでは専属のギターリストとしてギターを弾いていた。ワーキングホリデーでオーストラリアに来たきっかけは、大好きなギターリストTommy Emmanuelがオーストラリア人だったこと、そして自分の持っていたアコースティック・ギター2本が、共にオーストラリア製だったからだ。渡豪後、パブなどのオープン・マイク(誰でも飛び入りで参加できるステージ)に積極的に参加し、演奏する毎日を送った。その演奏が人の目に止まり、評価され、演奏依頼の声が掛かるようになった。そして今では、平均して週3日はパブやレストラン、イベントなどで演奏している中島さんの1日を紹介します。
中島 孝弘さん
(なかじま たかひろ)
30歳

10:30am
長い時は1日10時間、練習に費やした。作曲もしながら、これから向かうステージのウォーミングアップも行う。
11:30am
移動はいつも車で。会場によっては、機材一式を持参する時もある。

12:00pm
ショッピングセンターでの演奏。「硬いと思われがちなアコースティック・ギターですが、ジョークで笑いを取りながら、エンターテイメント性を重視したステージを心掛けています」と話す中島さん。
5:00pm
ギターの個人レッスンも行う。生徒さんは、中島さんのステージを観て、直接レッスンの依頼に来る。個人レッスンは随時受け付けている。