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パースエクスプレスVol.220 2016年5月号

●「将来は飲食店経営」 影林 良祐さんのある日

ふぐ調理師としてふぐ専門店で包丁を握っていた影林さん。オープニングスタッフとして入ったそのお店で、仕事への姿勢が買われ、次に系列店として出店したたいやき屋の新規立上げに携わった。その後、弱冠20歳で店長としてその店を切り盛りした。そして2年後、新たにふぐとくじらの専門店出店をゼロからまた手掛け、その店でも店長として働いた。多忙ながらも充実した日々を送っていた影林さんだが、兼ねてからの“夢リスト”最上位だった世界1周旅行の実現に向け、会社を退職し、オーストラリアへ。現在、パースの運送業社で仕事をする。「今はいろいろな経験がしたく、飲食業を外から見たいので飲食店以外で働いています」と話す影林さんの1日を紹介します。
影林 良祐さん
影林 良祐さん

(かげばやし りょうすけ)

26歳

自家用車で出社する影林さん。
7:30am
自家用車で出社する影林さん。
荷物の梱包
8:30am
引越しのお客さん宅で、午前中は荷物の梱包をする。

高校球児だった影林さん
1:00pm
高校球児だった影林さんは、日本で大学在学中は体育の教師を目指したこともあり、体力には自信がある。
きめ細やかなサービス
1:30pm
日系の会社ならではのきめ細やかなサービスを施す。梱包した荷物を丁寧にトラックに詰め込む影林さん。

きめ細やかなサービス
2:30pm
会社に戻り、集荷してきた荷物と倉庫の整理を同僚と行なう。
きめ細やかなサービス
3:15pm
上司とのミーティングで一日の作業の流れをおさらいし、この日の仕事は終了。「毎日楽しく、充実しながら仕事をさせてもらっています」

ゴルフ 4:00pm
日本で働いていたお店の来店客と始めたゴルフ。ゴルフが気軽に楽しめるパースで「青空の下、緑に向かってボールを打つ開放感が好きです」と話す影林さん。

帰宅後
7:00pm
帰宅後、シェアメートと団欒しながら、包丁を握る影林さん。「世界1周旅行の前に、まずは世界中の友達を先に作り、その友達を訪ねながら世界1周旅行がしたいと考えています。オーストラリアは世界中から来た友達作りに打って付けの国と思い、渡豪しました」
日本では飲食2店舗の新規店立上げに関わった。ラッキーで貴重な体験とし、その経験を今のパースの仕事にも活かしている。そして、「将来は自分で飲食店経営をしたい」と話す影林さんの1日でした。