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パースエクスプレスVol.235 2017年8月号

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 社 会
 

JETプログラムで西豪州から日本へ


2017年7月20日、在パース日本総領事公邸にて「語学指導等を行う外国青年招致事業(The Japan Exchange and Teaching Programme/略称:JETプログラム)」の歓送レセプションが行われた。今年で31年目となるこのJETプログラムには、今年度西豪州から15名が参加した。

取材協力:在パース日本国総領事館

17名が参加 JETプログラム参加者15名と、平山達夫パース日本国総領事、Simone McGurk児童保護等大臣、Bill Marmion州下院議員、山田茂喜自治体国際化協会シドニー事務所次長との記念撮影。

  レセプションでは、JETプログラム参加者へ平山達夫パース日本国総領事、西豪州首相代理のSimone McGurk児童保護等大臣、野党党首代理のBill Marmion州下院議員、山田茂喜自治体国際化協会シドニー事務所次長から激励の言葉が贈られ、またJETプログラム卒業生有志で構成される親睦団体『JET Alumni Association of WA』の役員、Natasha Sjahrir氏からもはなむけの言葉が贈られた。そして、今回のJETプログラム参加者を代表して、Justin Pearceさんがスピーチで意気込みを語った。本年度の西豪州からの参加者の内14名は、語学指導に従事する外国語指導助手(ALT:Assistant Language Teacher)として、1名は国際交流員(CIR:Coordinator for International Relations)として日本の各地小学校や中学校、高等学校や地方公共団体の国際交流担当部局等に配属される。

激励のスピーチ
激励のスピーチを行う、左上から平山達夫パース日本国総領事とSimone McGurk児童保護等大臣、Bill Marmion州下院議員、左下から山田茂喜自治体国際化協会シドニー事務所次長。また、はなむけの言葉を贈る『JET Alumni Association of WA』の役員、Natasha Sjahri氏。
好井正信総領事

  今回、西豪州からのJETプログラム参加者を代表してスピーチをしたJustin Pearceさん。国際交流員として秋田県大仙市へ配属されるJustin Pearceさんは、日本の新潟県へ留学した経験があり、現在通っている大学では日本語の通訳の勉強をしている。  今回のJETプログラム参加について本誌インタビューにて「秋田県大仙市で、国際交流活動や翻訳、通訳などの仕事も行う予定です。私が行く秋田県には“あきたこまち”という、とても美味しいお米があると聞いているので、それを食べられるのが楽しみです。また、しばらく食べていない日本のラーメンが食べられるので、楽しみでいっぱいです」と抱負を語ってくれた。


【JETプログラム】 JET プログラムは、「語学指導等を行う外国青年招致事業(The Japan Exchange and Teaching Programme)」の略称で、総務省、外務省、文部科学省及び一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)の協力の下、地方公共団体が主体となって実施している国際的人的交流事業。昭和62 年度にアメリカ合衆国、英国、オーストラリア連邦、ニュージーランドの4カ国から848 名の外国青年を招致してスタートしたJET プログラムは、今年度に31 年目を迎え、これまでのJET 参加者は67 カ国延べ66,000 名を超えた。 【JETプログラム・ウェブサイト】http://jetprogramme.org/ja




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