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前島イズム 継続の”エクササイズ”

前島イズム 継続の”エクササイズ” by前島 一貴

Vol.235/2017/08

前島イズム 継続のエクササイズ


今号は、前月号同様にプッシュアップバーを使ったエクササイズのアドバンス編をお届けします。プッシュアップ(腕立て伏せ)をする際に更に効果が望めるバーの上級レベルのエクササイズとなります。この器具を使って、いつもより少しハードなエクササイズにチャレンジしてみてください。



第26回 プッシュアップバー・エクササイズ (アドバンス編)


「負荷がかけられる」「可動域を広げて効率的」「関節への負担軽減」などの利点が考えられるプッシュアップバーですが、使う際の注意点は留意しましょう。

サイドヒップスイングス

プッシュアップバーの使用注意点

「負荷がかけられる」「可動域を広げて効率的」「関節への負担軽減」などの利点が考えられるプッシュアップバーですが、使う際の注意点は留意しましょう。



サイドヒップスイングス
バーを内側に傾くように横向きに置きます。これにより、握るバーが地面から垂直になるため、全体重が腕にかかり更に負荷がかかります。そして、肘を身体の真横に曲げ、90度になるように広めにバーを設置して、腕立て伏せを行います。大胸筋のエクササイズになります。


ポイント
  • 肩がバーより前に傾き過ぎないような姿勢を維持しましょう。

サイドヒップスイングス  

注意
  • 滑りやすい場所で行うとバーが横にスライドしてしまう危険性があります。






出来事

 体操競技をしていたジュニア時代にお世話になった先生方に連絡を取り、兵庫県にある「武庫川女子大学体操競技部」や大阪府の「大阪清風高校体操部」、また「エアボーンスポーツクラブ」や「トミオカ体操スクール」といった大学時代の先輩たちが立ち上げた体操クラブを先月、日本へ一時帰国した際に見学してきました。そこで感じたことは、日本人の集中力、団結力の強さです。チーム一丸となって練習の雰囲気を作り、お互いを励まし合い、盛り上げる、こういった伝統や文化が体操に限らず日本スポーツの向上の秘訣なのだと実感しました。