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前島イズム 継続の”エクササイズ”

前島イズム 継続の”エクササイズ” by前島 一貴

Vol.223/2016/08

前島イズム 継続のエクササイズ

速報

今月号も屋内でできるエクササイズと、ヒントでは体温上昇とダイエット効果の関係についてお届けします。



第14回 寒い日のエクササイズ


寒い日は体を動かすのも億劫になりますね。そんな寒い日でも、屋内で簡単にできるエクササイズ4つを紹介します。



サイドステップ・スクワット
片方の足を軸にもう一方の足を開いて、そのまま腰を落とします。体勢を戻した後、開いた足を元に戻し、今度はその足を軸にもう一方の足を開いて腰を落とします。その動作を左右交互にすることで、下半身のエクササイズを行ないます。



ポイント
  • ステップが小さ過ぎると膝に負担がかかるので、つま先を少し外に向け、大股に足を開きましょう。




サイドステップ・スクワット  

 
注意
  • 両膝を90度に曲げ、腰を真下にストンと落とす感覚で行ってください。
サイドステップ・スクワット





サイド・プランク
横ばいになり肩から膝までを一直線にして、お腹の横の筋肉を鍛えます。



ポイント
  • 膝を90度に曲げます。肩は肘の真上にくるように心がけてください。
サイド・プランク  

注意
  • 肩をすくめてしまうと肩を痛める可能性があるので、首を長くするイメージで行ってください。


 
出来事

「日本の男子体操競技は現在、内村航平選手を筆頭に世界でトップに君臨しています。一方、オーストラリアは、世界的にもまだまだです。しかし、日本とオーストラリアの練習スケジュールで1日の練習時間は、さほど変わりはありません。では、何が違うのか?! 一つに“休暇”の多さや長さに考えが行き当たります。先月もスクールホリデー(冬休み)がありましたが、体操競技に限らずスポーツ全般に言えることで、それ相応のレベルで打ち込んでいる選手にとって、1週間も練習をしないと驚くほど衰えてしまいます。オーストラリアの生活スタイルや風習を変えることは難しいですが、休暇中でも個々に身体を動かすよう呼びかけ、コンディションを維持できる選手を育てていければと思っています」

出来事
前島さんと教え子の選手たち。