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新年明けましておめでとうございます。

旧年中は皆様に本サイトをご利用、ご愛読頂き、誠に有り難うございました。昨年に引き続き本年も皆様にご愛用頂けるよう、内容の充実を図ると共に制作スタッフ一同、尽力していく所存です。2003年も宜しくお願い申し上げます。

さて、新年を迎えたとはいえ、イラク、北朝鮮の大量破壊兵器保有、開発疑惑が国際社会全体に大きな影を落しつつ、また昨年の米国同時多発テロでも象徴されるように安全を脅かす脅威が世界各国で膿のように吹き出しています。膿であるゆえ決して美しいモノではなく、完治させなければならないモノですが、一日にして膿は出来ず、長いプロセスを経て出来てしまったモノゆえに、こしらえてしまったこの膿は恐らく一朝一夕で完治するモノではないことは明白でしょう。

ところで、年の変わり目は日本人にとってどことなく厳かであり、大切なものとして認識されています。もちろん日本人の私にとっても、年変りは何か節目のような気がしてなりません。ここオーストラリアの人々は、その様な感覚はあまり持ち合わせていないようで「日が暮れ、夜になり、いつも通り太陽が昇って来る1月1日」程度にしか思っていないようですが、私にとってのこの節目は"切り替え"を意識せざるを得ません。

自発的な意識の"切り替え"は、「新年の誓」などで植え付けられますが、1月7日付けのニュース「ミスター浦和レッズ福田正博現役生活にピリオド」の知らせは、私自身の"切り換え"を強制的に決行致しました。日本サッカー界の世代交代という"切り替え"も意味しているのでしょうが、私にとっては非常に大きな"出来事=切り替え"でした。ちなみに私自身、皆様もご経験のある部活動時代、野球部とサッカー部の部員比較をすると、まだ若干野球部員が多かった頃からサッカーを溺愛しております。

2003年、誰もが良い年にしたいと思っていることは間違いないのですが、いくら自分で努力し、願っていても、突然、ボブ・サップの左アッパーパンチを食らってしまったら、どうしようもないことは分かりつつ、今年2003年も皆様にとって良い年でありますようお祈り致します。

※ 恐ろしい程の怠慢がこのページの更新を妨げていました。申し訳ございませんでした。

パースエクスプレス編集長
今城 康雄
2003年1月1日