パースエクスプレスVol.136 2005年5月号


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  豚インフルエンザ 世界的に流行

メキシコ及び米国の一部で発生したH1N1亜型豚由来インフルエンザについて、メキシコ政府は4月28日現在、同国における重症呼吸器病患者数は2,498名、死亡者も159名に達するなど拡大の傾向にあることを発表した(5月5日、同政府は感染者数を727人、死亡者を26人に修正している)。WHO(世界保健機関)は同日、ヒトからヒトへの感染が見られる状態となったとして、6段階の警戒レベルをヒトからヒトへの感染が稀である『フェーズ3』から『フェーズ4』に変更し、また29日にはヒトの感染が広範囲に広がることを表す、1段階上の『フェーズ5』に引き上げた。メキシコ国際空港では、24日より出国者に対し健康申告書の提出を義務付けているが、29日時点で米国、カナダ、スペイン、英国、ニュージーランド、イスラエル、ドイツでは既にメキシコからの帰国者の一部で豚インフルエンザの感染者が報告されている。
また、オーストラリア(豪州)においても感染の疑いで検査中の人が多数でており、豪州政府は同27日と30日に空港での監視強化対策を発表し、各国際空港での入国者への体温スキャンと健康申告カードの提出を実施した。豪州国外からの帰国時に、高熱、咳などインフルエンザの症状が見られる場合は、空港のAQIS(豪検疫検査局)係官に申し出る必要があり、また空港から帰宅した後に同様のインフルエンザの症状が現れた場合は、まず掛かり付けのGP(一般開業医)に電話で相談することが勧められている。4月28日現在、豪州政府はメキシコへの渡航者または渡航予定者に対し、渡航の必要性の考慮と同地滞在中に健康に懸念のある人への出国の再考を促している。

また、日常生活では以下の点に気を付けることが、感染防止に繋がるとされている。
1. 十分な水、食料の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。
2. 外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐために、マスクを着用する。
3. 積極的に手洗いやうがいを行う。
4. ウィルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手を触れない。

なお、在パース日本国総領事館は、西豪州在住の日本人で豚インフルエンザ感染の疑いがあるとの診断を受けた場合は、同館に報告するように呼びかけている。

参考情報
豪州政府最新情報:www.smartraveller.gov.au 又は1300 555 135
豪州政府インフルエンザ関連の質問に答えるための 専用ホットライン:1802007
外務省(海外安全ホームページ):www.anzen.mofa.go.jp
厚生労働省:www.mhlw.go.jp
在パース日本国総領事館:www.perth.au.emb-japan.go.jp

情報提供:在パース日本国総領事館(2009年4月30日現在)

 

 
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