パースエクスプレスVol.116 2007年9月号


≫ WA州日本語弁論大会が開催
≫ 第6回ラグビー・ワールドカップ フランスで開幕



 社会
  WA州日本語弁論大会が開催

9月2日、マードック大学で「2007年日本語弁論大会WA州予選大会」が行われた。

 毎年、パースの4つの大学が交代で会場となり行われているこの大会では、対象となる西オーストラリア州の高校生から一般までの日本語学習者が、日頃勉強している日本語を使って熱いメッセージを伝える。今回は、高校生部門に6名、オープン初心者部門に7名、オープン部門に10名のエントリーがあり、当日、各部門で入賞者が選ばれた。約150人の観衆が見守る中、各部1位には、Leeming Senior High SchoolのCandelle Nestorさん(高校生部門)の「自分を受け入れられますか。」、Central TAFEのStefan Nadolskiさん(オープン初心者部門)の「日本の本を通じて学ぶ日本文化」、Edith Cowan大学のPeter Polmeartagamiさん(オープン部門)の「ホームレス体験を通じて今、私が思うこと」がそれぞれ選ばれた。3人は、10月13日にシドニーで行われる全豪大会に出場する予定で、旅行費用(往復航空券と宿泊費)は国際協力基金から負担される。また、全豪大会の優勝者には賞品として、日本への往復航空券とJR東海宿泊パッケージがプレゼントされる。  また、当大会ではパースの3つの小学校が、日本の歌や踊りなどを披露し会場を盛り上げた他、在パース日本国総領事館の安井兵典総領事が挨拶を述べた。今大会は、国際交流基金、パース日本商工会議所、在パース日本国総領事館などがスポンサーとなり行われた。

情報提供:在パース日本国総領事館、エディス・コーワン大学日本語学科


オープン部門の入賞者。 右からPeter Polmeartagamiさん(1位)、 Verity Barryさん(2位)、Chang Hee Choさん(3位)

 
 スポーツ
  第6回ラグビー・ワールドカップ フランスで開幕
1987年から4年に1度開催されているビックイベント、ラグビーW杯。今回も9月7日〜10月20日の開催期間中、各国代表チームが激しくぶつかり合い、壮絶な戦いが繰り広げられる。
 熱い戦いを繰り広げているラグビーW杯。20カ国・地域が参加する同大会には、アジア代表として日本代表チームが参戦。予選リーグのプールBに入った日本は、オーストラリア、ウェールズ、フィジー、カナダと戦うことになる。この4カ国との組み合わせで、上位2位のチームが準々決勝へと進むこととなる。  そして、9月8日にフランスのリヨンで行われた、世界ランキング2位のオーストラリアとの初戦を迎えた日本代表チーム。12日に行われるフィジー戦を考慮して、控え中心メンバーで構成されたメンバーは前半、強豪相手に粘り強い防御で健闘。そして37分、スタンドオフの小野が40メートルのペナルティゴールを決め3点を獲得し、23−3で前半を終了した。  このままの流れを維持して、巻き返しを狙いたい日本だったが、後半ではオーストラリアの猛攻に、日本の必死のディフェンスは圧倒的なスピードと力の差で破られる。開始わずか1分後に、ゴールラインを割られたのを皮切りに、連続で10トライを許し、91−3の大差での大敗となった。これで、日本のW杯通算成績は1勝16敗となった。  準々決勝に駒を進めれるのは、各プール上位2チームのみ。日本代表チームが入ったプールBの準々決勝の対戦日程は以下の通り。 10月6日(土)現地時間15:00(パース時間:21:00pm)  プールB1位 vs プールA2位 10月7日(日)現地時間15:00(パース時間:21:00pm)  プールB2位 vs プールA1位  世界トップを決める決勝戦は、10月20日(土)の現地時間21:00(パース時間:3:00am)に行われる予定。最後まで、最強の男たちから目が離せない!!
 
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