2002年7

ビザについてよくある質問を抜粋してお答えします。

Q:現在ワーキングホリデービザを持っていますが、そのビザは2年延長することができると耳にしました。本当ですか?
A:前回のビザフラッシュで、特別な条件を満たした場合に限り、ワーキングホリデービザ終了後の滞在が可能になったとお伝えしましたが、この特別な条件というのは、例えば妊娠をして医師が飛行機に乗ることを危険だと診断し、かつ移民局がそれを認めた場合等に限るということです。つまり、そういった条件のもと以外は、質問にありましたビザの延長は“NO”となります。6月末にビザに関して多くの変更がありましたが、ワーキングホリデービザにおいては、既にビザを持っている時の国外旅行規定等について等の変更があり、ビザの有効期間は基本的に今までどおり12ヶ月となっております。

Q:ツーリストビザを所持していますが、ワークエクスペリエンスをしたいと考えています。お金さえもらわなければ、働いても大丈夫ですよね?
A:いいえ、働くことはできません。オーストラリアで働くのであれば、通常給料が発生するはずです。たとえボランティアだとしてもツーリストビザで働くことはできません。チャリティーや特別活動として働くことは可能かもしれませんが、それも法律に遵守しているかどうか事前に調べる必要があるでしょう。

Q:独立永住ビザを申請したいのですが、職業リストによれば、私の持っている資格では、50ポイントレベルの職に就くことができるとありました。もしオーストラリアで修士号を取れば、その上の60ポイントを取ることができるんでしょうか?
A:独立永住ビザを申請する場合、大切なのは、あなたのスキルがその職業に合っているかどうかであり、いくつ修士号を持っているかということではありません。また、一般的に修士号は、スキルポイントを伸ばすことにはならないと思われます。必要なスキルレベルポイントを調べるには、ASCOコード(職業リストの職業名横に記入されています)を参照して下さい。

Q:ビジネスビザを持っています。ある会社がスポンサーとなっていますが、会社がつぶれかけているため、雇用主を変えたいと思っています。可能ですか?
A:最近まで、このビザにおいて雇用主を変えることは、よくあることでした(特にホテルや旅行業)。しかし現在、DIMIAは規律を強化し、DIMIAによる特別な許可をもらわない限りは、雇用主を変えることができなくなっています。許可がもらえた場合においても、現在のビジネスビザはたとえ有効期限が残っていてもキャンセルされることになり、新しくビザを申請する形になります。

2002年7月

※ 掲載されている記事は、執筆当時の情報となっておりますのでご了承ください。

近年、移民法は度重なる変更がされてきました。よって、最新の情報を得るためにもビザに関する質問や悩みなどは、専門家(ビザコンサルティング)にご相談することをお勧めします。




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