2002年1月

ビザ取得には英語学習を!

 ご存知のように、永住ビザに含まれるほとんどのカテゴリーでは、ポイントテスト合格がビザ申請条件の一つになっています。例えば、独立永住ビザ(Skilled Independent)のジェネラルポイントテストでは、申請者の技術や年齢、仕事の経験、その他の要因などで110ポイントを取得する必要があります。同様に、ビジネスビザカテゴリーでは、ビジネスポイントテストと呼ばれるテストがあります。独立永住ビザとは異なるものですが、共通点として「高い英語力」が求められていることがあげられています。

 移民局(DIMIA)は英語力の証明として、IELTSテスト(聞き取り、会話力、読み書き)の項目で、それぞれ5.0点を「英語が使える最低のレベル」としています。加えて、2002年1月から、IELTSテスト受験が難しい国からの申請においては、TOEFLスコアも英語力の証明として認めるとの発表がありました。残念ながら、日本はこれに含まれておらず、今までのようにIELTS受験がビザ申請の必須条件となりそうです。しかし、IELTSを受けたことがない人にとっては、自分のTOEFLスコアとIELTSを比較する目安ができたといえるでしょう。永住ビザ取得を目指す方は、特に英語学習が必要だということがいえるでしょう。

 移民局から発表されたガイドラインは以下の通りです。

IELTS TOEFL (Paper Test) TOEFL (Computer Test)

7.0

600 250
6.0 550 213
5.5 527 197
5.0 500 173
4.5 453 133

 

2002年1月

※ 掲載されている記事は、執筆当時の情報となっておりますのでご了承ください。

近年、移民法は度重なる変更がされてきました。よって、最新の情報を得るためにもビザに関する質問や悩みなどは、専門家(ビザコンサルティング)にご相談することをお勧めします。




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