オーストラリア移住計画？
今回は、読者の声に応える「Visa Q&A」をお休みして、主だったビザに関するニュースをお届け致します。
現在、移民省は1995-96年度に多くの法改正を行い、新制度を導入してきました。それに伴い、家族を対象としたビザカテゴリーよりSkilled Migration（スキルドビザ）に焦点が置かれるようになりました。実際、1995-96年度は家族を対象としたビザ取得率が全体の約70％を占めていましたが、スキルドビザの取得率は、着目されて以来29%（1995-96年度の法改正時）から50%まで上昇しました。では、1999年7月1日〜2000年6月30日（移民省が設ける年度区画はオーストラリアの会計年度と同じ）までの期間で以前とは異なった移民事情を例証してみましょう。
- 移民を希望したビザ応募者の60.5%は18〜29歳。また、81 ％と最も多くの割合を占めていたのが18〜34歳。
- スキルドビザ応募者の50%は、オーストラリアで発行された有 資格者であった。
- 約25%が、Information Technology（IT）の有資格者。
- スキルドビザ応募者の87.7%は、ポイントテストの言語（英語‐ IELTSテストで6.0ポイント以上）で取得可能な最大ポイント20
を獲得している。
- 64.5%のスポンサービザ応募者と93.5%のスキルド・インディ ペンデントビザ応募者は、職業技能カテゴリーで最大の60ポイ
ントを獲得している。
近年、オーストラリアの教育機関を卒業した海外留学生が、スキルド・インディペンデントビザを申請することができるようにオーストラリア政府が配慮しています。またスポンサービザやスキルドインディペンデントビザ対象に技能領域を拡張し、予備として5000ものポスト（ビザ）を設けました。つまりこれらのことは、政府が移民について大きく門戸を開いたことを意味しています。したがって熟練した技能や能力を持っていれば、ビザ取得のチャンスが大きく広がると考えられるでしょう。
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