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手漉き和紙作り3日目
3日目/9:30am
一晩おいた漉いた紙の上に、重石として大きなバットをのせる。この中に徐々に水を入れていく。漉いたばかりの繊細な紙にダメージがないように段階的に圧搾する。これも重い、重い、体力仕事。
11:00pm
大きなガラス板や窓ガラスなど紙が酸化しないものに、1枚1枚丁寧に貼り付けて乾かしていく。
12:00pm
刷毛を使いながら、ゆっくり丁寧に貼り付けていく。空気が入らないように、皺が寄らないように、やぶけないように・・・

2:00pm
日当たりのいいところで、よ〜く乾かす。ここまでくれば、残る工程もわずか。睦子さんにも安堵の微笑みが。「お日様の光で和紙が白く仕上がるのよ」
4:00pm
エキシビジョンオープン!思いがけずたくさんのお客さんが来てくれできあがり〜! 出来上がった和紙に 後日染色作業が行われ、 組み絵に使われる 色とりどりの和紙になる。

 

デモンストレーション
10:00am
3月に兵庫文化センターで開催されたアート展に出展。開催されたデモンストレーションも大盛況。皆さん興味深々。
10:30am
睦子さんの作品作りを間近で見ることができる貴重なひととき。
11:00pm
色鮮やかな和紙の小さな、小さなパーツを丁寧に組み合わせていく。

11:30pm
和気あいあいとした雰囲気の中、観客からの質問に笑顔で答える睦子さん。
 
睦子さんによって名づけられた『組み絵』とは、日本の伝統文化である手漉き和紙を使って、オーストラリアを表現するという、2つの文化の融合が意味されている。
 
ちぎり絵やはり絵を組み合わせ、より立体感のある作品に創作されている『組み絵』。居住地の移動とともに作品も変化しているという睦子さんの新作が待ち遠しい!

   

ベルギーやイタリア、フランスなど世界各地でも個展やワークショップを開催している
(ホームページ:www.mutsuko.com.au
   
 

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